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トミーウォーカーの「無限のファンタジア」の片隅に生きる、リリクス・リュシュベルのブログなり。   夜が明ける事を信じてる。 感謝の言葉だったり、愚痴だったり、過去だったり、日記だったり、忘れたいことだったり、忘れたくないことだったり、連ねてく。バトンとか、やってみたいかも。
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+プロフィール
HN:
リリクス・リュシュベル
年齢:
35
性別:
女性
誕生日:
1989/02/14
職業:
冒険者 医術士
趣味:
読書 絵画 献身 家事
自己紹介:
きもったまが太いのか細いのか不明、びびりなくせにどこか偉そうカモ。
好きな人・物は何処までも大事。
ハンカチは持っていても常に鞄の奥底。
無関心な事・物にかんしては薄情。
人懐こく見えるが、どこか臆病。
女性的な体つきだが色気を感じない。
美人ではない。
仮装はスキ。
何事も楽しむ事をモットーにしてる。
暗い所を大切な人には見せたくない。
自分の血は平気、人の血はダメ。
・・・・・今は、とても幸せ。
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少女は借りたてなのになぜか風で軋む自室の中に居た。
壁は薄く隣人の寝言までもれ聞こえてくるが、気にするようなタマでもなかったので家賃が安くて助かる程度にしか考えてなどいないのだが。
闇深く、深夜と呼ばれる時間の中、カンテラの明かりを頼りにまだ描き始めたばかりの日記に、今日もまた少し読みにくい文字をつづらせていった・・・。
汗がぽたぽたと落ちそうだか、気にせずシャツで拭いつつ筆を走らせる、今日書き連ねているのは「闘技場」と呼ばれるものの事だった・・・。

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夏の蒸し暑い日に、少女は見よう見まねで、真新しい本を開いた。
表紙には小さな飾り文字が書かれページは罫線のみで、白紙だった。
俗に日記といわれる其れを、初めてつける彼女は緊張した微笑を浮かべていた。
不精を自負する少女が、どれほど続けられるかは甚だ疑問だが、とかく少女は、筆を取りページに癖のある文字をつづり始めた・・・。

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